弱虫ペダルにはまり、うっかりロードレーサーを購入し、ずるっと二次創作をし、だらっとコスプレをし、何ならコスプレでレースにまで出てしまったわけですが。
ずっと気になってたことの一つに海外に自転車持ってくのってどうなのよ?というものがございまして。
まぁそれもこれも巻島裕介がイギリスに行くっていうのがすべての元凶なんですけど。
弊社は社員旅行が年1であるわけですが去年は台湾でまだ自転車買ってなくて、台湾のオタク事情を周りに回る旅を実行していたのですが。(今更思えば台湾にいくならGIANTのお膝元だしレンタサイクルするべきだったのですがそんなに頭が働かず)
そんな弊社の今年の社員旅行はハワイ。ワイハですよ常夏の島。
決まった時には
ロコモコ?パンケーキ?ガーリックシュリンプ?
と食べ物ばっかだったのですがよくよく調べていくうちにハワイセンチュリーライドに行き当たりまして。
あ、これチャリもってけばいいんじゃね??と思いついた途端に
「ハワイに海外輪行して体験すれば巻ちゃんがイギリスに行く時に成田に行った時と同じ気持ちになれるんじゃね???巻ちゃん体験できるんじゃね????」
という気持ちになったので真面目に調べてやらかしたのをまとめておこうと思います。
ちなみにこの事前準備編が一番長いです。
出国してからは多分普通に楽しかった。
<というわけで事前準備編>
まずは旅行代理店に「社員旅行ですけど自転車持って行っていいですか?」と聞かねばならなかったので担当の総務へ連絡。しばらく連絡がなくて、総務から帰って来た一言がこちら。
総務「旅行代理店の方から、直接連絡取ってるので大丈夫です。と言われました」
んんんんちょっとまってね?????
連絡着てないんですけど?
って総務の方に返そうとしたらその日のうちに電話が来ました。電話番号教えてないのにね!!(多分申込書を見て電話してきてるんだと思うんですけどね…)
旅行代理店「えーと結奈さんの使用される航空会社はチャイナエアです。一応航空会社のHPにはモーターがついてなくて該当サイズより小さければ大丈夫って記載あるので大丈夫だと思うんですけど、わかんないので直接電話してもらっていいですか?」
はい、よくわからないけど代理店的にはオッケーってことですね!!
ありがとうございます!!!って言って終話しました。
ですが、空港⇔ホテルは会社の用意したバスなのでソコは確認したら往復で5000円掛かりますとのことでした。そこはしっかり手配してくれるということなので依頼。でもこの段階ではまだ確定ではなかったのでやめる時は連絡しますの状態へ。
次に輪行袋の準備……
普段の輪行については私はTIOGA【タイオガ】 Flex Pod【フレックスポッド】 輪行袋 (ブラック/グリーン)を使っていますが流石にクッション性がないので、別のものの購入を検討。
OSTRICH(オーストリッチ) OS-500トラベルバッグ [ブラック]
でも買っていこうかと思っていたのですが、そんな時タイムラインを眺めてたら流れてきたのが
【飛行機輪行】ELITE VAISON バイクケース【ご成約頂きました。】|Y'sRoad PORTAL
こんな記事。ハードケースはぶっちゃけ7万とかするので安心だけど手が届かないよワシ金欠マン!!!!だったわけですがコレはOSTRICHと値段変わらないじゃないですか!!!正直まだヤストモ*1買ってから1年未満なので、壊れるのも怖いしハードケースが行けるならもちろんそっちのがいいよね!!!となりまして。
でも問題は重さ。
なんせこれ箱だけで20kgもあるんですよ!!!馬鹿なの?!チャリ10キロないよ?!
そんでもってチャイナエアの自転車の欄ですが、これがまた重さについて書いてなくてですね。フォロワーさんにはおすすめされるし、重さ行けるならこれしかないぞ!となって電話したんですよ、航空会社。
結奈「あのー自転車持ち込みたくってサイト見たんスけど、使いたいサイズのケースが預け入れのサイズより少し大きくて重くなりそうなんですけど追加料金かかります?」
航空会社「えーと、どれくらいの大きさでしょうか?」
結奈「(ケースの大きさを伝えて)、重さは多分…もしかすると40くらい?*2」
航空会社「えーと…確認してきます」
こんなやり取りをして返って来た結果が
「サイズは少しオーバーですが大丈夫、重さも大丈夫です」
ってんでそのままダッシュでワイズの横浜へ。
多分そんなに早く反響があるとは思わなかったんでしょうね(購入は記事UPから数時間後)
店員さんがめっちゃ動揺してました。
店員さん 「お、お車ですか…?」
結奈「あ、電車で帰ります。」
みたいな会話しましたごめんね店員さん…ワシも車持ってたかった…。なおこの店員さんが優しくてパッキング資材を少し分けてくれて、更にいろいろ教えてくれて会社から近い店舗なので今後利用させていただこうと思いましたありがとうございますありがとうございます。
というわけで帰宅。輪行袋があるならもうあとは行くだけだよね!というわけで代理店に連絡と航空会社へ連絡。この時に代理店からから行き帰りの出発時間と便名を貰ったのでよし、電話するぞ〜と意気込んで航空会社に電話。
結奈「すいません!この日に飛行機乗ります!オナシャス!!!」
航空会社「すいません、必要なの予約番号なんですけど…というか代理店通してやり取りしてるなら普通代理店様がご連絡いただけるんですけど」
結奈「すいません、代理店が連絡拒否したんですけど*3」
航空会社「災難ですね」
うん、既に泣きそうでした。
念のためこの段階でも重さが30キロ位になりそうなことを確認してOKをもらい、再度旅行代理店に予約番号を確認。そしたら普通に予約番号でてきたので最初からくださいっていうのは言わなかったけど思いました。
というわけで今度こそ正しい情報をもったうえで航空会社へ電話。
結奈「すいません!この日に飛行機乗ります!予約番号コレです!!オナシャス!!!」
航空会社「すいません、団体様のご予約ですので旅行代理店からご連絡いただかなきゃなんですけど」
結奈「すいません、代理店が連絡拒否したんですけど*4」
航空会社「災難ですね、ではそういうことでお受けします」
あれなにこのデジャヴ。受けらんなかったらマジで泣くわコレ。
というわけで再度正しくサイズと重さを30キロちょいで伝えて向こうが確認します、となった後に更に衝撃の一言。
航空会社「今回ですがお荷物の重量オーバーですので超課徴金が60ドルほどかかりますね」
はい??
あれ?前回前々回、超過ナシで、って言ってましたよね?言ってましたよね?
というわけでここから聞き取り調査開始。 通常チャイナエアは25kgまでは2つまで無料であって、それ以上は超過料金が掛かるとのこと。自転車も含めて。でも私の場合は前回前々回25キロをかる~く超える数字で確認をお願いしているはず。なんで前回と今回で言ってることが違うんでしょうか?と具体的に電話した時の話をしてみると向こうは普通はそのようなしないはずですすいませんよく言っときますのでとしか言わなくなって話になりませんので過去の経緯を調べてなんでこんな事になったのかについてご報告いただけませんか?ということで一度折り返しに。録音全部聞き直して再度ご連絡くださいと言っておきました。あ、つまりアレです。クレームです…*5
ちなみに普通にロードを例のOSTRICHケースに入れたりダンボールに入れれば25kgは超えることはないでしょう。というか、過去に自転車で超えたことがないって言われたので多分前のみんなはそうやって輪行していたんだろうなということに。
というわけで翌日折り返し。
航空会社「音声を確認した結果誤解を与えかねない表現をしていたため申し訳ありませんでした今回は免除させていただきます*6」
っということで勝ち取りました。ていうか大丈夫ですって言ったからには大丈夫でしょう?!とは思ってたので本当に良かったですこれで追加かかるって言われてたらマジで輪行やめてたから。
とかなんとか言いながらようやく目処が立って、ハァようやく海外行けるっショ…と思ったら実はもう一悶着有りまして…。
総務部長「おっ結奈さん〜〜自転車持ってくんだって?めっちゃお金掛かるのに頑張るねぇ!」
結奈「え?どこから言われたんです?バスで5000円しかかからないはずですけど」
総務部長「え?だって旅行代理店の人が10万くらい掛かるって言ってたけど」
結奈「えっ」
総務部長「えっ」
というわけでこの件については責任をもって総務部長さんが確認をとっていただいて一般的にかかる金額を明示しただけで今回の価格ではないと確認をとってもらいました。
と言うわけで実は持ってくよ!と決まるまでに紆余曲折あった巻ちゃんに憧れた結果海外輪行にチャレンジですがとりあえず持っていけることが決まりました。予想以上に長くなった事前準備編でした。
基本的にはちゃんと旅行代理店がメインでやり取りしてくれるのでこんなことにはならないと思いますはい……とりあえず学習したことは大事なことは電話で確認したときは話した相手の名前控えておくといいよ!!!!!私は控え忘れたけど性別と時間と電話番号で検索してもらったのでなんとかみつかりましたが音声データ見つからなかったらあやうく死んでたから…。
というわけで次回は出国とライド編!!!待て次回!!!