葵咲本紀から歌合を観劇し、御手杵への気持ちを募らせる日々だったのですが、
御手杵、大きいって聞くし、本当に刺すしかできないのかな?
って気持ちになってきて。
レプリカみるなら常設は結城……実質小山か~旅行まではいかないけど普段いかないところがだから遠い感じするなぁとか思ってたんですけど。
昨今の状況を鑑みると、休館しちゃうとかもあるんじゃない?
さっさと見に行っちゃったほうがいいんじゃない?
片道一時間半の電車って近くない?*1
これ、私会いに行けちゃうんじゃない?
という思いに2/27の深夜に駆られまして。*2
行ってきました結城!!
仕事終わりがAM9時だったので、終わって速攻自宅に帰って風呂して、家でのんびりお留守番してたもち杵くんをひっつかんでバスに乗って電車に乗って約2時間。
お昼には無事に結城に到着しました。
寝過ごしが何よりも怖かったので、我が家から行くには乗り換え多いルートを利用して、それぞれで少しずつ寝たらすぐでした。
到着してから気づいたんですけど、電車1時間に1~2本しかなくて、ほぼ乗り換え待ち時間なしで来れたのでめちゃくちゃタイミングのいい電車に乗れていたようです。
駅からは徒歩って記載だったんですけど、ちょうど駅前にレンタサイクルを見つけたので即借りる。
そういえば丸亀でも借りてましたね。
観光地で車借りるのもアレなので、私はレンタサイクル好きです。ママチャリほぼ乗らないので毎回ドキドキしますが。
スマホで場所を確認し、ほぼ迷わずに5分ほど。
結城蔵美術館へ到着です。
なんかみたことある~!!!!とテンション上がりました。
それもそのはず。
はい、そういうことです。
ちなみにこの施設、なんと入場料無料。
いいんですか無料でみちゃって……?お金払いますよ……?と思いながら入館。
御手杵は二階にあるとのことで、刀剣乱舞ONLINEの御手杵君で溢れた祭壇を見て心を沈めて、いざ二階へ。
蔵を利用した美術館は少しひんやりとして静かな空間。
そこにひときわ大きな、東の槍が存在していました。*3
い、いた~~~~!!!!!!
一言目に出た感想は「長っ……」というあまりにも語彙力のない感じでした。
昨年の京都博物館の展示で「次郎太刀」は拝見していたのですが、それと比べても長すぎてびっくり。
とにかく圧倒されながら、1階にいた施設のおじさんに「撮影してOKなのでたくさん撮っていってね!!」と言われたことを思い出し、ひたすら撮影。
お供機能、こういう時に使うべきなのではと思い立ち撮影。
ただ画像の御手杵君自体が長すぎて入らない!困る!!!ありがとう軽装!!
という心持で撮ってました。
一応本体を作ろうと思っている身なので、角度も変えて撮影。
三角、三角……とまるで別作品のキャラのようなことを言いながら撮影しててふと思ったのは
いままで刺すことに特化した、というセリフはめちゃくちゃ聞いてましたけど、実物をみてなにかものすごく納得しました。刃物、というよりは鈍器……鋭利なもの、というような表現が似合う形状。
振るうには其れなりの体躯と、間合いを見極めが必要そうだなぁと思いました。
あと、レプリカでこれだけ魅了されるなら、本物はいかばかりだったのだろうかということに思いを馳せざるえませんでした。
平日なこともあり、一瞬他の人もいはしましたが、ほぼほぼ、ほとんどの時間を御手杵と二人きりで向き合うことができました。
コメント書いてあるボードやノートも少し拝見させていただき、小さくコメントをかいて、満足。
おみやげを購入(ちなみに木札は田中涼星くんも持ってるよ~というおじさんの言葉ににこにこ顔で購入してしまったチョロです。思わず2個買ったわ)し、御手杵の御朱印帳とお守りを求めて健田須賀神社へ。
お参りして社務所でお授けいただいたところ、御手杵君目当て?と聞かれ、ミュージカルとか行かれるの?と聞かれて少しお話させてもらいました。
とりあえずまだご覧になられてないとのことなのでお勧めしておきました!ぜひ!(あおさくみてください)
そこから噂の「御手杵パフェ」が食べられるという甘味茶蔵真盛堂さんへ。
正直朝から何も食べてなかったのでカフェランチの豆腐ハンバーグめっちゃめちゃ食べたかったんですけど、ランチしたらパフェはいらなそう……と思い、御手杵パフェとコーヒーを注文。
結果、大正解でした。
あの、ほんと私お恥ずかしいことに、普段ラーメン二郎やさい増し食べた後にアイス食べたーいとか言いだすし、某丸亀のコラボうどん減らさなくても余裕~とかいってたタイプの大食なんですけど、あの、御手杵パフェほんとびっくりする量でした……。
でもゴマがめちゃくちゃかかった葛餅がおいしくてびっくり……!アイスもあんこも濃厚でめちゃくちゃ幸せの味がする御手杵パフェでした……!
(ふたりで別のものと合わせてシェアがおすすめかな、小食の方は……うん…)
食後は結城紬ミュージアム つむぎの館さんへ。
結城紬の軽装は買えないと思うけど!何かそれっぽいものが欲しい!!という欲望に駆られてとりあえずみるだけでもと向かう。
本当に俄かにもかかわらず、しっかりと結城紬について解説してもらい、ストローバッグとがま口を購入。
超御手杵君カラーで滅茶苦茶興奮しました。(ダメなオタクの感想)
もう少し真面目に描くと、実際に手に取ってみると意図的に糸の間に空気を入れてるような製法なのでとても軽くて、とても肌触りがよい生地で、長く使っていきたいなと思えるものに出会うことができました。
ちなみに一番手触りがすごかったのはお宮参り用のおくるみでしたね……ふわふわの「ふ」と「わ」の間がそこに存在する感じでした。軽率に触れましたが、お値段は見なかったことにしました。
このあたりで私の体力の残が赤ゲージになってしまったので、電車の時間までもういちど蔵美術館へもどって御手杵を拝見し、駅前で自転車を返却して「御手杵の槍」といううどんを購入して帰路へ。
帰りは時間が早くなるJRでばびゅーんと帰宅したのですが、予想通り寝過ごして乗り換え予定の駅を一つ過ごしました。残念。
と、まぁ突然御手杵君に会いに行く話でした。
この話、実は思い立った理由には続きがあるんですが、それはまた後日。
とりあえず結城の御手杵はいいぞ!!!!!
おまけ。
ふとみたら分割できそうなラインを発見。そりゃこの長さは運ぶの大変だもんな……。